================= file: CFA-7thSIT-021205-Prg-v0321.txt (Last updated on 2003.12.4 at 0:00) ================= Subject: <第7回S-ITワークショップのプログラムおよび参加募集> <第7回 空間ITワークショップ> 特集:一般  第7回の空間ITワークショップのプログラムが完成いたしましたので, 皆様へお知らせいたします.  今回もホットな内容が盛りだくさんです.チュートリアルでは,カシ オ計算機の細田潤様より,デジカメのメタデータの業界標準であるExif 規格を分かりやすく解説していただきます.ご講演内容としては,Exif 規格の概要,API,GPSデータの取り扱い例,そして国際標準などです. また,特別講演として,松本文夫様(プランネット アーキテクチャー ズ)による「情報の空間的可視化 -アクセスログ解析に基づくデジタル ・アーカイヴの空間的可視化の実例を通して-」がございます.今回ご講 演いただく内容は,2003年のアジアデジタルアート大賞のデジタルデザ イン部門で優秀賞を受賞したものです.空間ITでも,今後,積極的に取 り組まなければならない"情報デザイン(ID:Information Design)"に関係 する内容だと思います.最後に,パネルディスカッション「空間ITが進 むべき方向と乗り越えるべき障壁」を行い,空間ITの普及と展望に関し て議論して,空間ITを再定義いたします.  末尾に,各講演およびパネルディスカッションの概要がございますの で,こちらも是非一読ください.  皆様,奮ってご参加いただきますよう,よろしくお願いいたします. GIS学会 空間IT分科会 代表 有川正俊(東京大学 空間情報科学研究センター) http://www.s-it.org/ ******************************** 参加ご希望の方はs-it@igis.co.jpへご返信ください. ******************************** -------- <第7回 空間ITワークショップ> 特 集:一般 主 催:地理情報システム学会 空間IT分科会     東京大学 空間情報科学研究センター(CSIS) 日 時:2003年12月5日(金) 13:00〜17:40     (受付は,12:30より開始いたします.) 会 場:東京大学 駒場リサーチキャンパス  先端科学技術研究センター 13号館 講堂(3F) 住 所:東京都目黒区駒場4-6-1 会場案内: ● 小田急線/営団地下鉄千代田線 東北沢駅より徒歩7分   代々木上原駅より徒歩12分  (東北沢は小田急線普通のみ停車) ● 井の頭線 駒場東大前駅より徒歩10分,池の上駅より徒歩10分   (両駅とも急行は止まりません) 地図:http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/map/map-j.html#access 参加費:無料 ただし,予稿集代1000円,申し受けます. 講演時間:一般講演(発表20分,質議10分)      チュートリアル(発表40分,質議10分)      特別講演(発表35分,質議10分) ++++++++++++++++++++++++++++++++ [プログラム(暫定版)] 13:00-13:05  「開会のあいさつ」   ○有川正俊(東大) <セッション1:一般講演[13:05-14:35]> 13:05-13:35  「高精度な空間情報付き写真の実空間マッピング」   ○藤田秀之(東大),岡村耕二(九大),有川正俊(東大) 13:35-14:05  「道案内図に対するラベル配置」   ○御厨健一,今井桂子(中央大) 14:05-14:35  「GPSカメラケータイを用いたWebGISの運用実験とその評価」   ○上田紀之(電通大),中西泰人(東京農工大),本江正茂(宮城大),    真鍋陸太郎(東大),松川昌平(000studio) 14:35-14:50 休憩 <セッション2:チュートリアルと特別講演[14:50-16:20]> 14:50-15:40 (チュートリアル)  「デジタル画像規格Exifの概要と応用例の紹介」   細田 潤(カシオ計算機 開発本部QV統轄部) 15:40-16:25 (特別講演)  「情報の空間的可視化 ―アクセスログ解析に基づく   デジタル・アーカイヴの空間的可視化の実例を通して―」   ○松本文夫(プランネット アーキテクチャーズ),脇田玲(フロッグビジョン) 16:25-16:35 休憩 <セッション3:パネルディスカッション[16:30-17:30]> 16:35-17:35 (パネルディスカッション)  「空間ITが進むべき方向と乗り越えるべき障壁」   パネリスト:太田守重(国際航業)         仲谷武志(インターネット・ジーアイエス)         松本文夫(プランネット アーキテクチャーズ)      司会:有川正俊(東大 空間情報科学研究センター) 17:35-17:40 全体のまとめとあいさつ ++++++++++++++++++++++++++++++++ SIG-SIT事務局: 株式会社 インターネット・ジーアイエス  メール送付先  :s-it@igis.co.jp 事務局連絡先:  担当 :旭,仲谷(株式会社 インターネット・ジーアイエス)  e-mail:sawa@igis.co.jp, nakatani@igis.co.jp  TEL. 03-3526-4117, FAX. 03-3526-4118 ++++++++++++++++++++++++++++++++ 講演概要: 13:05-13:35  「高精度な空間情報付き写真の実空間マッピング」   ○藤田秀之(東大),岡村耕二(九大),有川正俊(東大)   概要:コンシューマレベルで流通する可能性がある,位置や方向等の空間    メタデータを持つ写真に対する,空間的な検索インタフェースを提案す    る.写真を視点,撮影方向,画角からなるボリュームとして空間データベ    ース化し,視点から注視点へのベクトルとしてインタフェースを提供する    ことで,写真上の各ピクセルと3次元座標との対応付けや,地図,テキスト,    写真をベースとした写真の検索インタフェースを実現した.応用例として,    クリッカブルなテキスト情報を写真上の適切な位置に自動配置し,位置情    報をキーとした写真と地図とWebとの連携を試みた. 13:35-14:05  「道案内図に対するラベル配置」   ○御厨健一,今井桂子(中央大)   概要:未知の目的地への到達を支援する地図を道案内図という.本研究では,    デジタル化された地図データ上の建築物,道路などに対して,文字列などの    情報が入ったラベルを,道案内に適するように配置したい.ユーザが利用し    やすい道案内図とするため,ラベルが案内経路になるべく重ならないように    し,目的地までのラベルを効率的に表示するように,道案内に役立つラベル    を優先的に配置する手法を提案し,実装した. 14:05-14:35  「GPSカメラケータイを用いたWebGISの運用実験とその評価」   ○上田紀之(電通大),中西泰人(東京農工大),本江正茂(宮城大),    真鍋陸太郎(東京大学),松川昌平(000studio)   概要:我々はこれまでに,GPSおよびカメラ機能を備えた携帯電話から情報が    投稿可能なWebGISを構築し,その運用実験を行ってきた.本稿では,構築    したシステムの概要を説明した後,仙台および多摩センターにおける運用    実験例について述べ,そこから得られた知見をもとに,本システムの評価    および今後の展開・可能性について検討する. 14:50-15:40 (チュートリアル)  「デジタル画像規格Exifの概要と応用例の紹介」   細田 潤(カシオ計算機 開発本部QV統轄部)   内容:     ・Exifとは何か?       Exifの背景と歴史       Exif規格とDCF規格       フォーマットの概要と構造     ・ExifにおけるGPS関連のタグ     ・カメラ,アプリケーションの紹介     ・プログラミング事例     ・Exifに関する情報源   ご略歴:     1987年 中央大学電気工学科卒業     1989年 東京工業大学大学院修士課程修了     同年 カシオ計算機(株)入社,電子楽器の開発に携わる     1997年 デジタルカメラのソフト開発に従事するようになり,         カシオ計算機初のメガピクセルカメラQV-5000SX以来,      30機種のカメラの開発に関わる.     現在 QV統轄部開発部第二開発室 室長         カメラ映像機器工業会Exif,DCF分科会 委員 15:40-16:25 (特別講演)  「情報の空間的可視化 ―アクセスログ解析に基づく   デジタル・アーカイヴの空間的可視化の実例を通して―」   ○松本文夫(プランネット アーキテクチャーズ),脇田玲(フロッグビジョン)           概要:平成14年度に沖縄県は県内の自然・歴史・文化資産等の情報をまとめた    10000ページに及ぶデジタル・アーカイヴを制作した.この膨大なコンテンツ    の全体像を空間的に可視化するシステムが『琉球ALIVE』である.当システム    ではデジタル・アーカイヴを「情報の銀河」に見立て,サーバのアクセスログ    を銀河の星の動きとして可視化している.「利用者がいま何を見ているか」    という場の状況を示すウェブ・インターフェイスの概要を紹介する.   松本文夫氏のご略歴:1986年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了後,    建築家磯崎新氏のアトリエに勤務.1997年プランネット・アーキテクチャーズ    を設立.建築や都市の計画とともに情報空間のデザインに取り組む.アルス・    エレクトロニカ,マルチメディア・グランプリ,日経アーキテクチュア・デジ    タルコンペ,グラーツ・ビエンナーレ,SIGGRAPH,青森県立美術館設計コンペ,    アジアデジタルアート大賞等に入選.法政大学・日本大学非常勤講師. 16:35-17:35 (パネルディスカッション)  「空間ITが進むべき方向と乗り越えるべき障壁」   パネリスト:太田守重(国際航業)         仲谷武志(インターネット・ジーアイエス)         松本文夫(プランネット アーキテクチャーズ)      司会:有川正俊(東大 空間情報科学研究センター)   概要:2001年に,空間IT分科会は始まった.この分科会の前身であるオブジェ    クト指向GIS分科会は,GISを対象としたオブジェクト指向モデリングに関す    る研究活動を行っていた.オブジェクト指向モデリングは,1990年代後半に    は,研究レベルから十分に実用に達したと考えられ,次に,来るべき空間    情報を活用した新しい社会に対する新しいコア技術の研究を行う目的に合わ    せて,オブジェクト指向GIS分科会は現在の空間IT分科会に改名された.     改名から現在で約3年程度経過している.そこで,この空間ITをめぐる    さまざまな関連分野,特に,空間情報規格,LBS,ナビゲーション,IT,    ユビキタス社会,情報デザインなどとの関係から,空間ITが現在,歴史的に    どの位置にあるかを定義することにより,今後の実りある空間ITの発展につ    ながる枠組みをパネリストとともに論じる.3名のパネリストは,それぞれ,    空間情報規格,地図ASPとLBS,情報デザイン,の分野で先進的な活動を行っ    ている方々であり,それぞれの視点から,空間ITに関して現在と未来の位置    付けを語っていただく.   太田守重氏のご略歴:1973-04に国際航業に入社し,測量の実務,GISの研究    開発,自治体GISのコンサルティングなどを行い,1995-12からTC211のExpert    を務め今日に至る.現在,国際航業での役職はフェロー,太田研究室長.    その間,GIS学会オブジェクト指向GIS分科会主査などを経験し,現在はGIS    学会理事,地理情報標準JIS化委員会委員などを兼務する.   仲谷武志氏のご略歴:1977年,大阪大学工学部産業機械工学科卒業.    1977年,(株)東洋情報システム入社.1979年,有限要素法による総合    地盤解析システム「SIGNAS」の開発.1983年,CAD/CAEシステムの開発.    1986年,東電ソフトウェア(株)に出向.技術開発部課長として東電    設備管理GISの立ち上げ.1988年(株)東洋情報システムに帰任。引き    続きGISに従事.1993年,産業システム第3部次長.1996年,公共シス    テム部部長.分散オブジェクト型WebGISの企画,開発.1999年,ティ    アイエス・アイ・メディア(株)に転籍。取締役・GIS事業部長.    2000年,(株)インターネット・ジーアイエスを設立.代表取締役    社長(現職).GIS学会空間IT分科会副代表.   松本文夫氏のご略歴:特別講演のご略歴を参照.   有川正俊の略歴:1980年代より情報工学,データベース,GIS,VR,視覚的インタ    フェース,オブジェクト指向プログラミング等の研究に従事し,GIS学会学術    委員長・空間IT分科会代表,電子情報通信学会データ工学専門委員会副委員長,    情報処理学会データベースシステム研究会幹事,G-XMLプロトコル拡張検討小委    員会委員長等を歴任.九州大学大学院情報工学専攻 博士(工学)取得(1992年).    東京大学空間情報科学研究センター助教授. 以上. +++++++++++++++++++++