シンポジウム:「地図のルネッサンス」

― 地図学・人・IT ―


[http://www.s-it.org/MapRenaissance2003/]
主催:日本学術会議 地図学研究連絡委員会
後援:日本国際地図学会日本地理学会人文地理学会地理情報システム学会日本写真測量学会基礎デザイン学会,
   東京大学空間情報科学研究センター
日時:2003年3月18日(火)10:00-17:00
場所:日本学術会議 講堂
   (地下鉄千代田線「乃木坂駅」下車、青山霊園方面出口徒歩1分)
アクセス案内:[navitime][ekitan][Do-map][MapFan Web][mapion]
参加費:無料
事前参加申し込み:不要.(会場の収容規模は300名程度です.)
問い合わせ先:日本国際地図学会事務局(有本,山崎)
   ・E-Mail: gakkai@jmc.or.jp
   ・電話番号:03-3485-5410

趣旨:
 地図は、ITと結合することによって新たな力を獲得しつつあります。
 国際地図学協会(ICA:International Cartographic Association)
 では、2003年夏に南ア連邦で開催される国際地図学会議・総会におい
 て2012年を目標とする「戦略計画」を提案することになっています。
 これは、近年の地図学をめぐる環境の激変に伴う混乱を整理し、地図学
 の向かうべき方向性を明らかにするためです。ICA加盟の地図学先進諸
 国では、ITがらみの環境変化にいち早く適応し、「物としての地図(MAP)」
 から「システムとしての地図(MAPPING)」研究へと脱皮し、作成・利用
 上の体系化・理論化も進展しつつあります。一方、わが国においては、
 例えば電子地図を媒介として情報表現が行われるカーナビゲーション
 やケータイにみられるように、地図の身近で双方向性のある動的な利用
 (UBIQUITOUS MAPPING)では世界の先端を走っているにもかかわらず、
 その体系的な理論化の研究は遅れているなど、研究動向に歪みが生じ
 てきています。今後、バランスの取れた地図学の発展を期するには、
 わが国における地図界の現在を俯瞰し、「地図」の持つポテンシャル
 を再確認し、今後優先的に取り組むべき主要課題を明らかにすること
 が肝要であると考えられます。これは、新しいITを考慮しつつ更に
 人々が本来「地図」に何を期待しているのかを明らかにしていくこと
 でもあり、従って「地図のルネッサンス」なのです。本シンポジウム
 をきっかけとして今後、更なる議論が高まっていくことを期待するも
 のです。

【プログラム】
<午前:招待講演:「これからの地図」>
10:00-11:00 Mapping and Mobile Photography
        追加資料:<DesignFactors>
  Andreas Schneider (情報科学芸術大学院大学)[*][*][*]
11:00-12:00 ケータイによるヒューマンナビ
  大西啓介((株)ナビタイムジャパン)[*][*][*]
12:00-13:00  ***昼食***

<午後:パネルディスカッション:「地図の現在と地図学の将来」>

13:00-13:10 シンポジウムのねらい
  森田 喬(法政大、地図学研連委員長)[*][*][*]
13:10-15:00 「地図界とIT化の動向」
  (各分野で地図はどのように作られ使われているのか
   IT化でどのように変わりつつあるのか、ニーズは、
   また解決すべき課題は?)
パネリスト:
 ベースマップのルネサンス
   谷岡誠一(国土地理院、ベースマップ整備)
 海の図の整備
   西沢邦和(海上保安庁海洋情報部、海図整備)
 IT化と地図関係団体の対応
   永井信夫(日本地図センター、地図関係団体)
 都市計画における地図利用
   千歳寿一(立正大、都市計画)[*]
 地図産業
   斉藤忠光(国際航業、地図産業)
 地図に関する海外協力
   鶴見英策(パスコ、海外技術協力)
 地図学の教育訓練
   細井将右(創価大、教育・トレーニング)[*][*]
 地図と地図学のこれまでとこれから
   太田守重(国際航業、標準化・ISO)【兼司会】[*][*]
15:00-15:15  ***休憩***

15:15-17:00 「地図学とIT化の動向」
  (各専門領域で地図はどのように作られ使われているのか
   IT化の影響は、また解決すべき課題は?)
パネリスト:
 地図によるシミュレーション
   野上道男(日大、自然地理学)[*][*]
 地域研究における地図の役割と課題
   小林浩二(岐阜大、地域研究)[*][*][*]
 人文地理学分野における地図学の現状と展望
   戸祭由美夫(奈良女子大、人文地理)[*]
 地図/地図化とGIS
   碓井照子(奈良大、地理情報科学)[*][*]
 地図資料の収集・保管・提供
   鈴木純子(相模女子大、地図資料)[*]
 写真測量・リモートセンシングと地図学
   柴崎亮介(東京大、写真測量・リモートセンシング)[*]
 空間ITの観点から「IT学と地図化の動向」
   有川正俊(東京大、空間IT)
 ICAにみる研究動向
   森田 喬(法政大、ICA)【兼司会】[*][*][*]
17:00 閉会

Last upadted by M. Arikawa and K. Noaki on March 23th, 2003 04.3.1004.3.10